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なんと続いたのだ。
※前回に引き続き画像をクリックすると、全く不要なことに拡大画像が表示されます。
■メッコール
で、出たっ。知る人ぞ知るアヤシゲドリンクの最高峰に位置すると言っても過言ではないドリンクなのである。
大昔、15年ほど前に、アニメーションのCMを見た記憶があるし、おまけにその時と何ら缶のデザインが変わっていない気がする。15年たって、ついに実物に巡り会えたわけである。
コイツは丹念にその出自を追っておこう。
まず採集場所だが、「○もぞう氏(前出)」を安楽椅子拷問により問い詰めた挙げ句吐いたところでは岡山県にある某国立大学の付近らしい。採集時間は2004年1月8日。メッコールはそもそも、「どこに売っているか」が最大の壁になっているドリンクなので、これは結構貴重な情報だったりするんだよ。
そして次は基本的なデータ。缶の裏の写真を見れば分かると思うけどなんと韓国産。
| 製造者 |
一和 |
| 品名 |
炭酸飲料 |
| 原材料名 |
糖類(砂糖、果糖ブドウ糖液糖)、大麦エキス、酸味料、香料、ビタミンC、ナイアシン、ビタミンB2、ビタミンB1 |
| 原産国名 |
大韓民国 |
| 輸入者 |
株式会社ハッピーワールド(さいたま市) |
「メッコール」という言葉、Googleあたりで打ち込んでもらえればおもしろいようにヒットしてくれる。そういうサイトで端的に紹介される言葉は、「麦コーラ」。麦ベースのコーラ、ってことらしい。確かに、この缶にも、
「メッコ-ルは大麦エキスと世界三大名水のひとつチョヂョン鉱泉水から生まれ、ビタミンが豊富に含まれたまったく新しいタイプの健康飲料です。」
なんて書いてある。何とコイツ、健康飲料だったんだ。よくよく読めば、缶の下部にも、
●メッコ-ル1本に含まれるビタミン:
・ビタミンB1・・・・・・胚芽米4杯分(0.8mg)
・ビタミンB2・・・・・・たまご4個分(0.97mg)
・ビタミンC ・・・・・・レモン5個分(82mg)
・ナイアシン・・・・・・オレンジ9個分(13.4mg)
※今回引用部分に関しては「メッコール」ではなく「メッコ-ル」と意図的に(つまり「のばす」部分を半角のマイナス文字を使って)表記しているが、これは缶のフォントが明らかにそうなっているためで、限りなくリアリティを追求した結果であることをお断りしておく。
などという晴れがましい謳い文句が並んでいるではないか。なぜここで胚芽米(そもそも何4杯分なのだ。どんぶりか、茶碗か)やたまごと比較をしなければならないのか、また、ナイアシン、というのはここに載せるほどの有名なものなのか(実際おれは知らないのでだれか有力な情報提供求む)、というさまざまな疑問が去来するのだが、まぁ不問にしておこう。ちなみに、このビタミン量、成人女性が一日に必要とする量をほぼカバーしているようだ。すごいぞ、メッコール。この表示を信じれば。
それ以前に、こうした「ビタミン」が原材料名に書かれていることにふと疑問を持ったのだ。
うちにね、今「充実野菜」っていう野菜ジュースがあるんだけど、これはまぁ健康のための飲み物と考えて差し支えないわな。
ところが、そこの原材料名を見ても、どこにもビタミンの名前が記載されていないのである。
これはもしや、メッコールはその製造プロセスにおいて、ビタミンそのものをどぼどぼ、と投入しているのではないだろうか(果たしてそんなことが可能なのかは不明。全く作者の想像の産物であることを言うまでもなく断っておく)。とすれば、ここに食物繊維や、カロチンや、アミノ酸や、デオキシリボ核酸などを投入することによって国士無双の栄養ドリンクを作り出すことが可能なのではあるまいか。等々、よこしまな想像は膨らむがきっとそんなことありえないんだろうなぁ、とひとり合点。
そしてまたしても、疑問が去来する。
それは、「世界三大名水とは何ぞや」。
なんとこの企画、作者の意図を遙かに超えて、またまた、続くのだ。
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