別にこのような看板に真剣な考察を加えるまでもないとは言うものの、もしかしたら、実は文化財的価値を持ちうるかもしれないし、別にさぁこういう世の中に埋もれてしまっているアイテムを掘り起こして分類したり考察したりするってのも、決して悪いことではないと思うんだよね。

さてこの看板。本来の意図は地域の子供を交通事故から守るべく、地域社会(なのか個人なのかは定かではないが)がドライバーに注意を喚起するべく作ったものなんだろうね。
「子供がいっぱいいて、ほら、子供ってさ1つのことに夢中になるじゃん。だから、クルマのことなんか考えずに飛び出したりするから、注意して運転してあげてよね」。

でも、ちょっと考えれば分かるように、そんな看板を見てわれわれは注意をするわけもなく、そういう看板というのはえてして本来の目的を失ってしまっている。
場所によっては、機能を果たさず朽ち果てるままになっているものもあるし、場所によっては、やっぱり注意を喚起させるべく雨の日も風の日も、ずっと立ち続けている。

この看板、どうやってこうなったかは知らないけれど、いろんな人がどんどんクリエイティビティを発揮し始める。いつしか(なのか最初からなのかは分からないけどさ)、アニメのキャラクタの形をした看板とか、それぞれのオリジナリティが発揮された看板がどんどん作られていく。
一応、ここまでかなりの数の看板に出会ってきて、こうした看板は、

1.定番もの
どこかの工場で大量生産されているもの。各地で見られる。材質は基本的に金属かプラスチック。
2.地域オリジナルのもの
その地域のPTAだとか町内会だとかが独自に作る。製作者の芸術的センスの最大値がモロに出てしまう。材質は基本的にベニヤ板。
3.キャラクタもの
えーい、もう何かのキャラクタをパクればいいじゃないか、と著作権の存在を知らないのか意図的に黙殺したのか、そういうキャラクタに「危ないよ」と言わしめる。これも材質はベニヤ板だ。

当然採集者としては2.と3.が楽しくて仕方ない。時々、とんでもないセンスの発露したものにお目にかかれるからだ。

(とりあえず、今のところはここまで)