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■今ここに、構想3年、取材3年の超大作が幕を開ける。
しかし、この企画は、これまでのどんな企画よりも、中身がない、と言うことは自信を持って断言できる。 そして、さらにただでさえ変わったやつだと思われているこのおれが、ますます変わったやつ、もはやこんなものにうつつを抜かしているあたり、生産性ゼロではないか、と奇異の目で見られ…あー。もううるさい。 とにかく、企画は走り出してしまった以上、満喫してもらうしかないのだ。 |
| ■こういう看板を、見たことがないだろうか。 今から、これを勝手に、「飛び出し看板」と名づけることにする。まぁ要するに住宅街なんかで道が狭く見通しの悪い場所で、「子供が飛び出してくるかもしれんから気ぃつけなはれよ」って言ってくれる非公式な標識みたいなものだ。 |
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| ■とあるテレビ番組だったか、知人だったか忘れたけど、「兵庫県出石の看板は表と裏で違う絵が描かれている」という話を聞いて、実物に出会ったのが、数年前。それが運の尽きで、もう看板という看板が気になって仕方ない。というわけで採集しまくった看板がかなりの数に上ってきたので、まったく意味のない、なぜ今、これを、と思われることを覚悟の上で、ここに大胆にも公開。
■がしかし、だ。 海外数ヵ国を旅してみたけれど、こんな看板には(当然のことながら)全く出会ったことはなく、こうした看板は日本独自のものであろう。また、この看板は時に著作権を平気で侵害したり、時に製作者の並々ならぬ創作意欲やイマジネーションをかいま見ることができたり、とある種民俗学的に価値のあるものではないか、とものすごく大げさに言うと思ったりするわけなのだ。 言っときますが、この看板の採集は、かなり困難を極める、フィールドワークなんです。だってさぁ、 ■でね、基本的にこの収集って、価値ないでしょ。「これだけは理解できないし、理解したいとも思わないし、思いを共有したくもない」と、とりつく島もないことを友人に言い放たれたりもするわけです。 |
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