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| ■打ち棄てられていたもの、その2。自販機。自販機はこの2台だけだったが、これまた非常に濃い自販機てある。"BVC"というメーカのものだが、なんじゃこれは。 未知のメーカである。 ■その後の追跡調査により、おそらくこれであろうと推察される。 どうでもいいのだが、このサイトは非常によくできていて、マイナなコーヒーを収集し、Webで公開している。ますます話がそれていくが、BVCコーヒーは名古屋のメーカのものだと思われるのだが、昔「メガブレイク」という名前を聞くだけではチープなSF映画かはたまたPCエンジンのシューティングゲームかと思うような缶コーヒーを目撃したことがあって、このサイトによれば、これまた名古屋の会社のものであった。この「メガブレイク」缶のデザインが秀逸だった。見ての通り、なんとそのものズバリ、「メガ」とカタカナで、書いてあった。しかも解説には「希少性も高く収集家の間では最も評価 の高いブランドの1つです」とあるではないか。 名古屋はマニアックなコーヒーの巣窟なのか。一度ぜひ探索してみたい。 どうも実は、この手のキワモノドリンクというのは、それなりに固定したファンがいるようで、同様のサイトが何種類かあるようだ。しかもBBSでは目撃情報など、結構激しく議論が戦わされている。 ■まったく話が本題からそれてしまった。強引に戻す。 まあこのコーヒーはともかくとして、側面にある「甘夏つぶ」というのがこれまたショッキングである。 かつて、つぶつぶ入りのドリンクが結構市場に出回っていた記憶があるのだが、それはみかんのつぶつぶくらいのもので、甘夏という素材のチョイスにはただただ脱帽する他ない。なぜ、数ある柑橘系の中から、甘夏、なのか。なぜ夏みかんやいよかんなど他の柑橘ではダメなのか。甘夏でないとダメだ、と社長が豪語したのか。 この製品をめぐる会議を想像してみると、これまた非常に興味をそそられる。 「昨今の市場の動向を鑑みるに、我が社も、つぶつぶ製品の投入が妥当かと思われます。しかし、みかんでは先行商品と同じです。そこで、グレープフルーツやはっさくなど、直球勝負でなく、我が社の取り柄である、想像もつかない変化球勝負に出て、甘夏というのは…」 とか、「別に柑橘ならなんでもええやん。」と言いつつフルーツバスケットをしたかもしれない。少なくとも、まじめに議論した形跡は、ない(と思う…)。 ■ところで、甘夏って何ですか? 夏みかんとは、違うんですか。 みかんに始まり、夏みかん、はっさく、伊予かん、ぽんかん、甘夏、日向夏(ってなかったっけ??)…えとせとらえとせとら。このあたりのみかんを頂点とする(と勝手に思っている)『柑橘系の仲間達』について、誰かきっぱりと、教えてくれないか。 ■しかも、ますます我々を驚かせたことに、なんとこのコーヒー、150円だ。 現在ならいざ知らず、こんな形のボタンが流布していた時代に1本150円とは法外な価格である。当時はおそらく1本100円だったから、1.5倍の価格差。現在では、1本180円。なんと強気の価格設定であることか。そんなにこの商品、美味なのか。つこてる豆がちゃうのか。是非、是非、万難を排して賞味したい。 ちなみに、同行のY氏、何を血迷ったか、この自販機に200円を投入。反応を見る。 …がしかし、 電源が通じていないのに、作動するはずはないのであった。 返却ボタンにも反応しない。 これで、この日本から、200円という通貨が消失し、GDPの一部が失われてしまった。 |