| ■欧米でLRTの走る街 <(3) カールスルーエ> | |
| 旧西ドイツで路面電車が活性化されてきた背景には、電車の性能の向上を図るだけでなく、それを都市計画の中に明確に位置付け、走りやすく自動車に対抗できる環境を整備したことがある。そして、これらの対策を施した路面電車は最高速度で70km/h、表定速度で25km/hで運行でき、車両長は最大75mまで認められている。これは地下鉄と同じ程度の速度と輸送力に匹敵する。これに加えチケットキャンセラーシステムの採用により、一人の運転手で何百人も運べるというように生産性も高まり、乗り降り時間も短くなって、最大1時間あたり一方向20,000人までの輸送が可能となった。中には既存のシステムの改良にとどまらず、新しい規格を採用して、ホームと車輛のドアの高さを合わせて乗りやすくしたり、軌道の専用化でより高速で運転できるようにした都市も現れた。 この新しい路面電車の実力は、すでに鉄道並になっていて、地下鉄を建設するほどの輸送需要の無い中規模の都市の交通機関として有用であることを示し、再評価がおこなわれるきっかけを作った。 |
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市内(かなり中心部)を走るLRT。ちゃんと線路には芝生が植えられている(はげかかっているけど…撮影時期が3月のためかもしれない…)。また、街路樹もあって、景観への配慮が行き届いている。ちょっと見にくいけれど、右を走る道路とは完全に区別されている。ぜいたくな使い方でうらやましくなる。 |
| 郊外へ延びるシュタットバーン(前ページ参照)と市内を走る線路との接続する駅。この駅を境にして、普通の鉄道みたいな郊外線になる。カールスルーエは街の規模の割には相当に公共交通網が発達している。DB線への乗り入れも含めると、相当なネットワークになる。 |
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